プロフィール

大村 健

Author:大村 健
BIG BLUE DIVING 代表
ガイド会 所属
タイの持つ二つの海を舞台に、年がら年中潜り続ける。趣味は水中写真で、愛する我が海を、美しく撮ってあげたい。

タイトルについて:
ニルバーナとは、涅槃(ねはん)や至福の境地という意味。水中での~んびりするってこと。何も考えずに、水中カメラのファインダーを覗いている時とても幸せなのです。

Takeshi Omura


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トラフケボリ

ウミウサギガイ科/トラフケボリ属
学名:Cuspivolva tigris
英名:

トラフケボリ
全長:1.5cm 撮影者:大村健 撮影地:タイ、カオラック

2010年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

寅年ということで、一番それっぽいのをご紹介。

トラフケボリという貝の仲間。
名前の通り、見事なタイガー模様だ。
これは殻に模様が付いているのではなく、
殻の内側から伸びてきて殻を覆う
外套膜というものに模様が付いているのだ。

ウミウサギガイの仲間は、この外套膜を使って
じぶんが生息するヤギ類などの宿主や背景に
とけ込むような模様や形状で擬態することで
有名なのだが(こういうのを隠蔽擬態と言う)、
このトラフケボリは明らかに周囲から
目立つ模様を選んでいる。

毒のある生物が周囲に危険を知らせるために
目立つ警戒色をしている場合があり、
毒の無い生物がその警戒色に擬態して
身を守るものがある。(ベイツ型擬態と言う)
トラフケボリの場合は、そういうことなのかな?
俺を食べても不味いぞ!っていうことなのだろう。

今シーズン、カオラックの海ではトラフケボリが大量発生中。
寅年ということで、正月ダイブのネタに使ってるのだ。(笑)

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