トゲウオ目/ヨウジウオ亜目/ヨウジウオ科/タツノオトシゴ属
学名:Hippocampus kuda
英名:Spotted seahorse
全長:15cm 撮影者:大村健 撮影地:タイ、タオ島タツノオトシゴの仲間は、見た目が竜に似ているから、
『竜の落とし子』で、『〜タツ』という名前が付けられている。
また、顔が馬面なので、『〜ウミウマ』という名前の種もいる。
英語でも、『sea horse (海馬)』と呼ばれている。
ほんと、変な姿の生き物なのだが、
これでも正真正銘の魚類で、
よく見ると、ちゃんと鰓もあれば、胸鰭や背鰭もあり、
尾鰭は退化しているけど、尾を自在に動かして
ものに巻きつき、体を固定することができる。
また、雄は育児嚢という袋を腹部に持っていて、
雌が産みつけた卵をその中で育てるという面白い生態を持つ。
孵化した仔魚は、孵化後もしばらくは育児嚢内で過ごし、
親とほぼ同じ姿の稚魚としてお腹から出てくる。
このことから、安産のお守りに使われたりするけど、
妊婦のようなお腹の大きな個体は、実は雄・・・(写真)
クロウミウマ(
Hippocampus kuda Bleeker, 1852)と、
オオウミウマ(
Hippocampus kelloggi Jordan et Snyder, 1901)は、
混同されがちで、いくつかの図鑑にも、クロウミウマの学名で、
オオウミウマの和名が記載されたりしているので要注意。
シャム湾、タオ島でよくみているのは、
写真を撮って、尾輪数(尻尾の節の数)を数えたところ、
どうやら、クロウミウマが多いようだ。
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